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ビタミンを見直そう
意外な働きがたくさん
身近な体調変化

第48号 ビタミンを見直そう

身近な食品に含まれ、ごく微量で私たちの健康を保つビタミン。
これらのビタミンにはすでに多くの機能が発見されていますが、
最近でも新たな機能やその可能性の発見があります。
今回は、それらビタミンの機能を見直し、この季節に役立てたいビタミンや
最近の話題をピックアップしました。
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日本人に最も不足しがちなビタミン!

ビタミンB1は炭水化物からのエネルギー産生を助けます。
かつてはビタミンB1欠乏症の脚気によって毎年数万人の人が亡くなっていました。
今では脚気は稀ですが、肩こり、腰の痛み、眼精疲労、神経痛、筋肉疲労などの症状が起こる潜在性ビタミン欠乏症が多く見られます。アルコールを多く摂る人や糖分を多く摂る人はビタミンB1の消費量が増えるため特に注意が必要です。
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含有量の多い食品
ニンニク、うなぎ、豚肉、牛肉、胚芽米

日本の夏は暑い!夏バテ対策の定番
夏バテ対策と言えばニンニク、豚肉、うなぎなどの食品ではないでしょうか。
実はこれらの食品には炭水化物からのエネルギー産生を助けるビタミンB1に加えて、脂質からのエネルギー産生を助けるビタミンB2も豊富に含まれているのです。
ビタミンB群で夏に負けない体作りを!

意外な働きがたくさん。葉酸!

葉酸は細胞の分裂や成熟に関わるビタミンです。
葉酸の欠乏は赤血球の形成に支障を来し悪性貧血を招きます。
また、消化器系の働きを促進することもわかっており、不足すると食欲不振
下痢、胃潰瘍、口内炎などを引き起こすことがあります。
一方、女性が妊娠前から妊娠初期にかけて1日400μgの葉酸を摂取すると
胎児の奇形のリスクを軽減できるともいわれています。
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含有量の多い食品
アスパラガス、大豆、ほうれん草、レバー

TOPIC アルツハイマー病に有効!?
2010年、福岡県にある○○病院で行われた臨床試験によると、
早期のアルツハイマー病患者にアルツハイマー病治療薬アリセプトを
投与した群よりも葉酸とビタミンB12を投与した群の症状がより改善したそうです。
発症初期のみならず、予防という観点からも今後の動向に注目です。

皮膚や粘膜にビオチン! 

ビオチンは糖の代謝にかかわるビタミンで、ビタミンHとも呼ばれています。
主に皮膚、粘膜、爪などの健康を維持しているといわれ、白髪、脱毛、皮膚の湿疹、乾燥肌などがビオチン不足のサインである場合があります。ビオチンは腸内細菌によっても産生されるため欠乏症はあまりみられませんが、抗生物質の長期投与などでは注意が必要です。

TOPIC 一躍有名に。掌蹠膿疱症
手のひらや足の裏に無数の膿胞ができる掌蹠膿疱症という病気があります。
ある著名人がかかったことで知れ渡ったこの病気には、
ビオチン欠乏が関与していることがわかっています。
ビタミンのような身近なものが思わぬ病気につながる例といえるでしょう。

身近な体調変化

2010年の春は例年にも増して急激な気温の変動がありました。
ゴールデンウィークには早くも30℃を超えた地域があり、4月から新しい生活を送っている人には疲れが出る頃と重なって体調を崩した人も多いのではない
でしょうか。例えば口内炎などは、そんなときに現れやすい身近な体調変化の
ひとつです。

身近な体調変化“口内炎”
口内炎には様々な種類があります。このうち、カタル性口内炎はビタミン不足によっても引き起こされる口内炎です。この口内炎はビタミンB2、B6、C、Aを摂ると治癒が早まるといわれています。

カタル性口内炎
ビタミン不足や虫歯、歯槽膿漏などが原因。境界がはっきりしない赤い炎症を起こす。

アフタ性口内炎
原因は不明。最も一般的な口内炎。中央がくぼんだ浅い潰瘍状で境界は赤い。
何度も繰り返すことがある。
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その他 カンジダ性口内炎、ウイルス性口内炎、義歯性口内炎、ニコチン性口内炎など

一方、アフタ性口内炎の原因は不明と言われていますが、東洋医学的には主に
熱邪によると考えられており、帰経は舌先であれば心、それ以外は脾胃と
捉えられます。特に脾胃の不調によるものが多くみられ、実証・中間証には
黄連解毒湯、虚証には十全大補湯などが使われています。

口内炎とドライマウス
口内炎はドライマウスによっても助長されます。
ドライマウスは口内炎以外にも、口臭、虫歯などにもつながります。
原因には一部の薬、糖尿病、加齢などがあり、治療には漢方薬や人工唾液が
使われています。

サプリメントや漢方薬で体力の底上げをしよう

5月に体調が良かった人にとっても、梅雨そして夏へと移っていくこれからの
季節は健康の維持が難しくなります。特に今年の夏の気温は平年並みか平年よりも高いと予想されており、体調を崩しやすい夏になりそうです。
日ごろの睡眠不足や不摂生を早めに見直して、いつも以上に適切な食事・睡眠・運動を心がけ、病気に負けない体作りに努めましょう。
しかし、バランスの良い食事を心がけていても意外な栄養素が不足していたり、知らず知らずのうちに疲労やストレスが蓄積していることも。
夏に向けて生活を改善するとともにサプリメントや漢方薬も活用して
健康維持に努めましょう。
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