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不妊症について

不妊症とは

不妊症とは、子供を望む夫婦が2年間妊娠しない場合を指します。
一般に、避妊をしなかった場合2年以内に妊娠する可能性は90%で、約10組に1組の割合で不妊症と言われています。

  • 原発性不妊
    1度も妊娠したことがない
  • 続発性不妊
    妊娠・出産の経験はあるが、次の赤ちゃんが欲しくても妊娠できない

不妊症の主な原因(女性)

不妊症の原因には大きく分けて、【排卵障害】【卵管障害】【着床障害】【子宮頸管障害】の障害が考えられます。

 
図
 

  • 排卵障害
    卵子が成熟し、排卵するためには脳の下垂体から分泌される卵胞刺激ホルモン(FSH)と黄体形成ホルモン(LH)がバランスよく分泌されることが必要です。この機能に異常があると排卵障害(ときに無排卵)・月経異常が生じます。女性不妊の15-20%は卵巣因子である排卵障害が原因です。排卵障害の例としては、卵子が十分に成熟しなかったり、卵巣内で小さな卵子が多数育ち排卵されない多嚢胞卵巣症候群(PCOS)等が起こります。高プロラクチン血症では、乳汁分泌を促すホルモンのプロラクチンの分泌が多くなり、卵子が育ちにくくなります。
  • 卵管障害
    卵管が狭かったり閉鎖していると、精子や卵子が卵管を通れず受精できない、もしくは受精しても卵子が子宮に移動できないことがあります。過去に細菌感染(クラミジア、淋菌感染症)があったり、子宮内膜と同じ組織が腹腔内にある場合(子宮内膜症)、炎症や癒着が起こり卵管が狭まることがあります。子宮内膜症は、異所性に発生した子宮内膜様組織が月経周期に合わせて出血するので、卵巣や卵管に血液がのりの様に付着し、排卵や卵子の移動を阻害します。
  • 着床障害
    子宮の形に異常があったり、子宮筋腫や子宮内膜ポリープ等で子宮内膜がでこぼこしている場合、受精卵が着床できない場合があります。また、卵巣から分泌される卵胞ホルモン(エストロゲン)や黄体ホルモン(プロゲステロン)が分泌不十分だと、子宮内膜が充分厚くならないために、受精卵が着床できません。
  • 子宮頸管障害
    子宮頸管の粘液量が不十分な場合や、精子に対する抗体(抗精子抗体)があると精子が子宮内に進入できず、不妊の原因となることがあります。