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夏冷え対策出来ていますか?
意外に多い夏冷え
冷え対策

第51号 夏冷え対策出来ていますか?

今年の夏の気温は平年並または高いと気象庁より発表があり、
今後、日増しに暑くなることが予想されます。
古代中国から伝わった二十四節気では、立春、立夏、立秋、立冬の前18日間を“土用”と呼んでいます。今日では7月19日頃から立秋前日の8月6日頃までの“夏の土用”だけが知られており、1年で最も暑い時期と言われています。
陰陽五行説においてこの時期は“土”にあたり、関連が強い脾の働きが
盛んになる時期です。その働きは現代医学で言う膵臓などの消化器系に近いものです。
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◇ 脾の主な働き ◇

運化作用
消化吸収することで水穀の精微を生成し気・血・水を全身に送り出す

統血作用
脾の気を全身に滑らかに送り出すととともに漏れ出るのを防ぐ

昇清・降濁作用
栄養物を心・肺に送り肌肉を養うとともに不要物を排出する

夏は“冷え”に悩む人が多い

夏は冬と同様に多くの人が“冷え”に悩まされています。
その理由として薄着になり、クーラーの効いた部屋に長時間いることや、
冷たいものを摂り過ぎることで必要以上に体を冷やしてしまうためです。
それにより消化器系の働きが低下しエネルギー産生が上手く行われずに、
更に体温を下げてしまうことで各臓器の働きが衰え、全身に様々な症状が
現れてきます。

● “冷え”からくる主な症状 ●
疲 労
動 悸
むくみ
肩こり
貧 血
免疫力低下
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体温が1℃下がると……
■免疫力は 37%低下!!
■基礎代謝が 12%低下!!
■体内酵素の働きが 50%低下!!
■ガン細胞は低体温を好む!!
と言われています。

低体温は体にとって不都合なことばかり!

東洋医学的にみる“冷え”

冷えの原因を東洋医学的にみると、主に陽虚と気滞・瘀血の二つに大別されます。 
◆ 陽虚による冷え
体を温める作用がある陽気が不足することにより冷えを起こします。
気を補う治療に重点がおかれます。

◆ 気滞・瘀血による冷え
血が滞り陽気を運搬できなくなったことにより冷えを起こします。
陽気の巡りを良くすると同時に血液の巡りを良くする治療に重点がおかれます。

体を温める主な漢方薬

冷える部位:おなか  

漢方薬:人参湯       

特 徴:脾の陽気を補う

冷える部位:腰・下半身

漢方薬:八味地黄丸

特 徴:腎の陽気を補う

冷える部位:手足

漢方薬:当帰芍薬散

特 徴:血を補い、さらに陽気と血の巡りをよくして手足を温める

漢方薬:当帰四逆加呉茱萸生姜湯

特 徴:血の巡りを良くして手足を温める

冷える部位:全身・下半身

漢方薬:真武湯                            

特 徴:陽気の巡りをよくし末梢の陽気不足を補う

冷える部位:体表     

漢方薬:十全大補湯     

特 徴:陽気と血の両方を補う

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食生活で行う“冷え”対策

夏冷え対策には血流量を増やし体を温める温性の食品が効果的です。
しかし合成保存料、着色料などの化学物質が入っていると温性の食品でも
体を冷やす方向に働くために注意が必要です。また、夏の旬の食べ物であるスイカ、トマト、キュウリ、ナスなどは寒性あるいは涼性の食品であるために多量に摂り過ぎることで体を冷やすため注意が必要です。  

温性食品が効果的!
・にんにく
・かぼちゃ
・ごぼう
・やまいも
・たまねぎ  など

にんにく配合製剤 オキソピンZ

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上半身の冷えにはしょうが、下半身にはココアが効果的
滋賀県立大学の研究によると生姜は上半身、ココアは下半身の温め効果に
優れていると発表されています。生姜を食べた場合は額や鼓膜、手の指先が、
ココアは足首やつま先の体温上昇が確認されました。

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