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木とは

木

 
 
「木」に当たる五臓は「肝」になり、
五腑では「胆」になります。

肝は木に似て、
伸び伸びしているのが望ましい状態です。

気の五季は「春」で、
春には肝の病が多くみられます。

肝の働きと疾患

五行の木は · 五臓ならば肝、五腑ならば胆に当たります。
なお、東洋医学でいう職器は、現代医学でいうと内臓と同じ名前がついていても、
きは全く別のものを含んでいるものが多いため、注意が必要です。

また、五行説は中国古代の理論で、すぺての五暇が五行説の木 · 火 · 土 · 金 · 水の要索にそのまま当てはまるわけではありません。その中では肝は、木の性質とよく似ているものを持っているといってもよいでしょう。

肝胆

肝には樹木が天に向かつてすくすくと伸びていくように気や血を全身にめぐらせる働きがあります。また、全身の気の運行を調節する働きもしています。

イライラ

しかし、ストレスがあると、気の運行がスムーズにできなくなくなりイライラする、怒りっぽくなる、ゆううつになるばかりか、猜疑心(さいぎし)さえ起こすようになります。

五行説の五季でいうと · 木は春に当たリます。春は「木の芽時」ともいい、精神不安を起こしやすい季節で、肝と関係する疾患が起きやすく、機能が乱れやすくなるといえます。

肝はまた、血を貯蔵する場所でもあります。肝の血が不足すると、筋肉(五主の木は筋)がひきつる、筋肉が痙攣する、知覚が麻痺するなどが起こります。

五行説の五竅(ごきょう)では木は目で、そのため、肝は目の働きと関係の深い験器です。肝が弱ると、目が痛む、日が充血する、視力が滅退する、眼精疲労や、ドライアイを起こすなどが現れます。

胆の働きと疾患

胆のおもな働きは胆汁をたくわえることと、決断をつかさどることです。胆汁は消化を助ける働きをしており、胆の機能が低下すると、胆汁の分泌が悪くなり、消化不良を起こします。また、胆は決断力や勇気と深い関係があります。胆の働きが正常ならば、ものごとに正確な判断を下すことができます。

しかし、その働きが弱ると、決断力や実行力が低下し、うじうじして、いつまでも決断をつけられないような状態に陥ります。そのほか、恐怖心が強くなる、話をしなくなるなどの症状も出ます。反対に胆が亢進しすぎると、イライラしやすくなり、精神不安不眠などが現れます。

「肝胆相照らす」という言葉がある通り胆の病は肝に影響を与えやすく、肝の病は胆に影響を与えやすいのです。