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生薬

白蘞(ビャクレン )

おもな薬能
性微寒


画像の説明

ブドウ科のカガミグサの肥大根を乾燥したものです。

別名

白草、菟核(とかく)、崑崙

薬味 薬性 帰経

薬味:苦・辛・(甘)  薬性:微寒  帰経:心・肝・脾

性 状

ブドウ科カガミグサの肥大根を乾燥したもので、『神農本草経』の下品に収載される。乾燥した塊根は紡錘形を呈し長さ3~12㎝、直径1~3㎝。重なりあう外皮は紅褐色でシワがあり脱落しやすい。内面は淡紅褐色。縦切りにした切面は、周辺が常に巻き曲がり、中部に突起した稜線が1本ある。

成 分

粘質とでんぷんを含む。アンペロプチンなど。

薬理作用

白蘞の水エキス(1:3)は、試験管内で皮膚真菌に対し抑制作用

古典での薬理薬能

清熱・解毒・生肌・止痛に優れ、瘡癰・癰疽に多く用いる

清熱解毒薬・消腫生肌
癰腫瘡毒(皮膚化膿症)に使用。瘡瘍の熱を冷まし取り除き、化膿を治癒させ(消癰)、腫脹硬結を散じる(散結)。皮膚化膿症・乳癰(乳腺炎)・腸癰(虫垂炎など)・丹毒などに使用される。

  1. 化膿していない時 (配)赤芍・連翹
  2. 化膿した時    (配)白芷・天花粉
  3. 潰破して膿苔があり、瘡口が収斂しない時 (処)内托白蘞散
  4. 熱傷には、単味粉末を水に溶かすか、赤小豆末・鶏卵白と調整して外用する。

理気止痛

  1. 腹壁・鼠径ヘルニアの疼痛に、単味を水煎し赤砂糖を加えて服用。
  2. 女性の陰部の腫脹・疼痛や帯下に用いる。

適応病症

収斂・鎮痛・解毒薬として化膿性・瘰癧(るいれき)・火傷・痔出血・鼻の酒査皮に応用

注意・禁忌

注意・禁忌

白蘞を含有する製品

牛黄清心元