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糖尿病患者は“癌”になりやすい!!”で
国民の4人に1人以上が糖尿病かその予備群
糖尿病患者は“癌”になりやすい

第18号 糖尿病患者はがんになりやすい

近年、糖尿病人口は増加する一方です。2002年の実態調査では糖尿病が強く疑われる人は約740万人、予備軍を含めると約1、620万人にのぼります。厚生労働省の調査から推測すると約1,000万人ほどの方が2型糖尿病になっていると考えられます。糖尿病が進展すると合併症を起こし、糖尿病による動脈硬化病変(心筋梗塞、脳梗塞など)によって死亡することも少なくないのですが、2型糖尿病患者ではがんで死亡する人も多いとされていますので、がんの早期発見のために年1回は胸部X線検査、上部消化管検査、便潜血の有無、腹部超音波検査を受けられるといいでしょう。

糖尿病は2つのタイプに分けられる

1型糖尿病
インスリンの絶対的な不足。
子供、若年層に多く、肥満とは関係なく、注射によるインスリン補給が欠かせません。
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2型糖尿病
インスリンの相対的不足。
遺伝的な素質に過食や運動不足、肥満などの生活習慣が加わって発症します。
40代以上の成人に多く、日本の糖尿病の9割はこのタイプ。
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糖尿病の合併症

糖尿病に特徴的な合併症

糖尿病性網膜症(眼底出血、緑内障、失明)
糖尿病性腎症(たんぱく尿、慢性腎不全、尿毒症)→透析療法
糖尿病性神経障害
(神経症、異常知覚、知覚麻痺、筋力低下、胃無力症、便秘、下痢、排尿障害、インポテンツなど)

糖尿病があると起こりやすい合併症

動脈硬化(心筋梗塞、脳梗塞、閉塞性動脈硬化症)
高油血症、高血圧
脂肪肝
白内障
感染症(肺炎、腎孟腎炎など)
皮膚病(真菌症、化膿症、腫瘍、水疱症、掻痒症など)
壊疽
関節症
骨減少症
がん

糖尿病と「がん」の関係

第63回日本癌学会(2004年・福岡)において愛知県がんセンターより
糖尿病患者は、そうでない人に比べて癌になる危険性が1.4倍高い」と発表されました。
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※ひらがなの「がん」は悪性腫瘍全体を示すときに用いられ、上皮性腫瘍全体に限定するときは漢字の癌という表現を用いることが多いようです。

名古屋を中心とした中部地区における「がん」死亡率の疫学調査(2003年)によると、糖尿病患者の4割近くが「がん」で亡くなり、日本人一般の3割より高くなっています。

死亡総数に占める各疾患の死亡率(%)を糖尿病患者と日本人一般とで比較
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米国立がん研究所雑誌(JNCD)2005年11月号に「糖尿病患者は大腸癌になる危険性が、そうでない人より3割高い」という論文が発表されました。

糖尿病」や「がん」を漢方では…

糖尿病は漢方の「消渇(ショウカツ)に相当すると考えられます。
喉が渇いて水分をよく摂るのに尿量が少ない状態を指します。
「飲んだ水分がどこかへ消えてしまうかのように見える」ことからこの名があります。こうした病態には糖尿病・腎不全・心不全・水分代謝障害なども含まれます。

糖尿病(消渇)の特徴と漢方療法

水毒(喉の乾き、頻尿、多尿)
八味地黄丸(多飲多尿の場合)
五苓散(尿量少なく、胃内停水、下痢の場合)

瘀血(血管障害)
駆瘀血剤(桂枝茯苓丸)

胃切除で糖尿病に…
胃切除経験者でつくる会員400名の「健胃会」が行ったアンケートがあります。会員の9割以上が胃癌で、胃全摘後18%が糖尿病になっていました。
術後後遺症としてダイピング症候群、胆石、貧血、骨粗鬆症などはよく知られていますが、糖尿病はあまり知られていませんでした。
通常、食べたものは胃から2~3時間かけて少しずつ小腸に送られますが、胃がなかったり小さかったりすると食べ物が短時間で小腸に送られ急激に血糖が上昇します。するとインスリンが必要以上に分泌され、その状態が長年続くとインスリン分泌量が枯渇し糖尿病になりやすいのです。

免疫力を高める食品

偏った食生活と冷えは免疫力の低下を招きます。
がんを予防するためには食事を見直し、免疫力アップをはかりましょう。

きのこ、海藻、体を温める食品、丸ごと食品、醗酵食品、旬の食品

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