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病気の症状・治療法

胃腸かぜ

胃腸

嘔吐と下痢がー緒に起こる

胃腸かぜは現代医学では感染性胃腸炎、嘔吐下痢症などと呼ばれる病気です。病原性大腸菌などの細菌性のものと、ノロウイルスのようなウイルス性のものがあります。
ノロウイルスの感染源の多くは、力キやシジミなどの二枚貝といわれています。患者の吐いたものや便の中にあったウイルスが手や衣服、器物などにつき、それをさわった手で食品をさわることにより経口で感染が広がります。
胃腸かぜにかかると、何の前触れもなく嘔吐し、嘔吐を数回繰り返します。
嘔吐が治まると、今度は激しい水様性下痢が起こります。一時間で十回近くトイレに駆け込むこともまれではありません。嘔吐がなく、下痢だけの場合もあります。
東洋医学では、細菌性かウイルス性かを特定するまでもなく、症状によって治療薬を選ぶので、吐き下しする場合、下痢だけの場合の二つに分けて考えます。

吐き下しする場合

水を飲んでも吐くような状態が続いて、吐き下しが同時に起こる場合は、水分代謝を改善し、嘔吐を解消させることで治していきます。嘔吐するときは、漢方薬も吐いてしまうことが多いため、十~十五分おきに盃一杯の漢方薬をゆっくり飲みます。
ただし、吐いたほうが楽なときは、無理に吐き気を止めず、吐いてしまいましょう。

下痢だけの場合

かぜで下痢、胃痛、食欲不振を起こし、みぞおちにつかえ感がある場合は、胃腸の炎症を抑えて改善させます。
胃に余分な水分がたまり、腹部を動かしたり叩いたりするとポチャポチャと音がする「胃内停水」があるときは、胃腸の水分代謝を改善して治します。また、胃腸の冷えが原因で胃腸かぜを起こしているときは、冷えを取り去る方法で改善させます。