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生薬

赤芽柏(アカメガシワ)

おもな薬能
胃潰瘍、十二指腸潰瘍、胃酸過多症


甘草

画像出典:wikipedia

性 状

アカメガシワ(赤芽柏)は、トウダイグサ科アカメガシワ属の落葉高木で、新芽が鮮紅色であること、葉っぱが柏のように大きくなることから名づけられた。本来は熱帯地方で見られる植物であるが、落葉性を身につけることで温帯への進出を果たしたのではないかたと言われている。

成 分

ゲラニイン、マロツシン酸、マロチン酸、コロトキシゲニン、マロゲニン、コログラウシゲニン、およびパノゲニンなど

薬理作用

民間薬として多く用いられていたもので、中国の野梧桐(やごとう)と同一物です。
消炎鎮痛薬として、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、胃酸過多、胆石症、はれものなどに用いられます。民間では樹皮よりも赤い新葉と新芽、赤い葉柄の干したものを煎服したほうが胃がんや胃潰瘍に効き目があるとされています。
動物実験でも胆汁分泌促進、かいようの予防に効果が認められました。
胃潰瘍、十二指腸潰瘍等、消化器系には、1日量10~12グラムに水0.5リットルを加えて、煎じながら約半量まで煮詰めたものをこして、3回に分けて食後に服用します。
はれもの、特に痔には、乾燥した葉の煎液を服用すると同時に、乾燥した葉3~5グラムに水0.2リットルを、加えて煎じて、約半量に煮詰めたもので患部を洗います。外用と内用とを併用すると、より効果があるとされます。
アカメガシワの葉100グラムにアケビの葉または、つる20グラム、スイカズラの葉20グラムを煎服すると、はれものや「よう」にはとくに効果があるとされます。
アカメガシワの葉、茎、樹皮を浴剤として使用すれば、あせもや皮膚病、リューマチ、神経痛に効果があるとされます。

採集と調整

夏に葉または樹皮を採取して、日干しにします。樹皮は6月~7月に採取しやすく日干しにして乾燥します。
冬季の採取は、アレルギー症状を起こすことがありますので注意が必要です。

赤芽柏を含有する製品

複方熊胆円