日本製薬商事オフィシャルサイト

ちょっと役に立つはなし

画像の説明

高血圧症 別名:サイレントキラー
ラクナ梗塞
効く漢方

第68号 高血圧症 別名:サイレントキラー

日ごろの気になる症状は高血圧からきているかもしれない

高血圧症 別名:サイレントキラー
高血圧症とは安静時の収縮期血圧が140mmHg以上または拡張期血圧が90mmHg以上となる状態を指し、日本には治療を受けている人が約800万人、罹患者は約4000万人いると推定されています。高血圧症の多くは自覚症状を伴わないため気付かずに放置され、動脈硬化が進む要因となります。そしてある日突然、狭心症発作や心筋梗塞、脳梗塞などを起こすため、サイレントキラーと呼ばれています。

画像の説明

高血圧に伴うしびれ、どうき、めまい、耳鳴り
ほとんど無症状と言われている高血圧症にも、中には手足のしびれ、どうき、
のぼせ、めまい、耳鳴り、肩こり、頭重感、頭痛などの症状を訴える人がいます。
高血圧症によって症状が起こる理由には、血圧が高いことにより血液を送り出す心臓に負担がかかるため、血液をろ過している腎臓に負担がかかるため、血圧を調節しているホルモンの分泌に影響があるためなどが考えられています。

多くの人が自分の血圧は正常だと信じている“仮面高血圧”
実は、かなりの人が高血圧症であるにも関わらず自分が高血圧症ではないと
信じているようです。そこには血圧測定の落とし穴があるのです。
日常的に血圧が高いにも関わらず、病院で測るときや健康診断のときには
正常値となることがあり、仮面高血圧と呼ばれています。
そして、なんと60歳以上の人の2割がこの仮面高血圧であると言われています。
健康診断や病院での血圧測定だけで安心せず、家庭でまめに血圧を測り、
一日の血圧の推移を観察しましょう。

高血圧症の恐怖“ラクナ梗塞”

高血圧症で、しびれやめまい、耳鳴り、頭痛などの症状がある場合、もしかするとラクナ梗塞と呼ばれる脳梗塞の一種が起きているかもしれません。
ラクナ梗塞は脳の微小な血管で起こる脳梗塞の一種で、高血圧症によって発生のリスクが高まることが知られています。主要な血管が閉塞した場合には、
その血管の先にある広範囲の脳細胞がダメージを受けるため命に関わりますが、ラクナ梗塞では梗塞が起きた微小な血管の先にある少数の脳細胞だけにダメージが及び、梗塞が起きたことにすら気がつきません。
脳内のあちこちで無数の梗塞が発生し、あちこちに小さなダメージ領域が
できることで、しびれ、めまい、耳鳴りなどの原因になることがあり、
高血圧症の脅威の一つとなっています。

ラクナ梗塞

画像の説明

細かい血管が狭くなって詰まる。
無数の微小なダメージがしびれ、耳鳴り、認知症、性格の変化、
てんかんなどの原因になる。

アテローム血栓性脳梗塞

画像の説明

太い血管が狭くなって、血栓が詰まる重症の梗塞。
命を落としたり、麻痺、言語障害、意識障害などが残ることも。

心原性脳塞栓症

画像の説明

心臓などでできた血栓が流れてきて太い血管に詰まる最も重症な脳梗塞。
命を落としたり、麻痺、言語障害、意識障害などが残ることも。

認知症の主な原因のひとつ
ラクナ梗塞が記憶や判断、認知などに関わる部分にダメージを与えると、認知症を引き起こすことが知られています。
ラクナ梗塞が引き起こす認知症を多発梗塞性認知症といい、アルツハイマー型認知症、レビー小体型認知症と並んで日本人の主な認知症のひとつです。

血圧に良い 玄米・胚芽米

画像の説明

玄米や胚芽米は、白米には残っていない栄養素が多数含まれ、
健康食の代表ともいえる食材です。
2010年にアメリカのテンプル大学医学部が行った実験では、玄米および胚芽米の中の成分が、高血圧や動脈血栓に関わる蛋白質アンジオテンシンⅡと拮抗することが示されました。

高血圧とその症状に効く漢方

漢方薬は血圧計がない江戸時代にも血圧を治療していた!?
江戸時代は塩分摂取量が多く、高血圧症も多かったとみられている時代です。
しかし、蘭学が伝わる前の江戸時代には、血圧という言葉すらなく、血圧を測ることも、血圧を下げる薬もありません。
この頃、のぼせ、どうき、息切れ、めまい、頭痛、耳鳴りなどの治療によく用いられた黄連解毒湯、柴胡加竜骨牡蛎湯、三黄瀉心湯などのいくつかの漢方薬には、血圧を下げる作用があることが分かってきています。
当時は血圧という言葉すら知らないままに血圧を下げ、高血圧に伴う症状を治療していたのかもしれません。

↑ページのトップへ