３年熟成干潟天日塩

このお塩は世界5大干潟のひとつ太平塩田で生産された天日塩です。
ユネスコ生物圏保存地域に指定され自然の生態系が残る天然の干潟で伝統製法にて丹精に作られています。

塩づくりには様々な方法がありますが、現在日本で流通している塩の多くがイオン交換膜による製法でつくられています。海水に電極をいれて電気を流し、濃縮された塩化ナトリウム溶液を加熱・蒸発させ結晶化した塩を取りだします。イオン交換膜による製法は、効率よく塩が生産できますが塩本来に含まれる多種多様なミネラルが取り除かれてしまう為、塩化ナトリウム過多な塩になってしまいます。

その他の天日塩・海塩と表記される塩においても、大半は「釜焚き」といって最後の仕上げを加熱・蒸発させ結晶化した塩を取りだします。作業時間は短縮できますが、加熱により塩の旨みを決めるミネラルが壊れ、これも塩化ナトリウム過多な塩になってしまいます。
3年熟成干潟天日塩は、太陽と風による自然の力だけで乾燥させます。だからこそ他の塩にはない深い味わいと豊富にミネラルを含んだ塩になるのです。