メニュー

はしかにご注意!

トップニュース一覧はしかにご注意!
2019.01.10 12:07
役に立つ話

日本は、2015年に国内由来のはしかウイルスによる感染が発生していない「排除状態」であると世界保健機関(WHO)から認定を受けました。

しかしながら先日のニュースのように海外から持ち込まれたウイルスによって流行が繰り返されている状態です。海外渡航者が現地で感染して、麻しんウイルスを持ち込んでいるのです。現在は、インドネシア等の東南アジアやモンゴ ル、またイタリアやルーマニアなど欧州でも流行していて、死亡者も出ています。はしかは空気感染によって広がり、かかってしまうと有効な治療法はなく、合併症である脳炎や肺炎による重症化が原因で、1000人に1人は死に至るという疾患です。

はしかの症状とは

はしかは10日から12日程度の潜伏期間があり、初期の症状は、「38度台の熱」「せき」「鼻水」などです。そのあと、39度から40度の熱になって体に発疹があらわれます。

初期のころは、風邪に似ていて、見分けがつきにくく、水際で抑えることが難しいという現状もあり、はしかと気づいたときには、すでに周りにうつしてしまっていることになってしまうのです。はしかのウイルスの感染力は、インフルエンザウイルスよりも強く、空気感染もしますので、マスクをしても防ぐことは、難しいと考えられ、水際対策や感染拡大をすぐに止めるのが難しいのです。

はしかは、命に関わることもある病気です。子どもに感染が多かったときのデータですが、発症した人の1000人に1人が死亡しており、妊娠中の人が感染すると、流産や早産の恐れもあります。

予防にはワクチン接種が唯一有効な対策手段で、1歳以上から数えて2回の接種を受けることで、ほぼ100%免疫を獲得でき、感染のリスクを最小限に抑えることができます。

自分が2回接種したかどうかは母子健康手帳で確認できます。現在、1歳と6歳の子どもは定期接種の対象になっていますが、定期接種対象者以外でも医療機関に勤務する人や海外渡航の予定がある人などは、ワクチン接種が推奨されています。

はしかがたびたび流行することについて命に関わることもある感染症なのに、自分のワクチン接種状況がわからないなど、無防備な人は多いようです。実際、現在のように流行しても、ワクチン接種状況の確認という行動に結びついた人は少ないのでは。

注意すべき年代は 1978年から 1990年4月1日生まれの人!

麻しん予防の唯一の方法は、ワクチン接種をすることですが、1回接種では十分な免疫がつかないことや、年数を経ると免疫が低下することがあり、2回の接種で確実な免疫がつくとされています。

麻しんの予防接種は、1978年に定期接種になりましたが、それまではまだ1回接種でした。2006年から1歳児と小学校入学前1年間の幼児の2回接種制度が始まったのです。

2回の予防接種を受けたかどうかわからない方は抗体検査を受けることも1つの方法です。

費用としては診察料も含むと7000円くらい(EIA法)はかかるようです。
はしかの予防接種費用は7000円くらい、MRワクチン(はしかと風疹)で、10,000円くらいです。

*妊婦が麻疹(はしか)にかかった場合、肺炎の発症は2.6倍、死亡率は6.4倍と高くなります。
*成人が麻疹にかかると子供に比べて重症化する事が知られていますが、妊婦では免疫能の低下のためにさらに重症化します。
*麻疹と混同されがちな風疹という病気があります。妊娠中に風疹になると、お腹の赤ちゃんに先天性の奇形が生じることがあります。
*風疹と違い、麻疹の場合はお腹の赤ちゃんに先天性の奇形が生じる可能性は低い と言われていますが、流早産しやすくなり、抗体のない母親から生まれた新生児が1・2歳までに罹患すると重症化することが多いようです。

これから妊娠する可能性のある方は妊娠中はワクチン接種できませんので、抗体のない方はあらかじめワクチン接種をしておくことがいいでしょう。

1歳から26歳 ・・・麻疹(はしか)ワクチン予防接種2回義務世代 ほぼ抗体有り
27歳から40歳・・・麻疹(はしか)ワクチン予防接種1回義務世代 抗体有り・無し混在
41歳以上 ・・・麻疹(はしか)ワクチン予防接種無し世代 ほぼ抗体有り

メールフォームでのお問い合わせ
お取り扱い店舗について 採用について その他
日本製薬商事ご相談窓口
メニューを閉じる