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脱水症状の対策と予防法

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2020.07.31 17:00
役に立つ話

今から夏本番、熱中症と合わせて注意するべきなのが脱水症です。
新型コロナウィルスの感染対策によってマスクの着用率も上がっていることから、より脱水症のリスクも懸念されます。
しかし、脱水症は予防法や対策を行うことで対処ができます。そこで本記事では、脱水症の危険性と、その予防法について紹介していきます。
水分を摂る女性

脱水症状とは?

体内には「電解質」と呼ばれる神経や筋肉機能の調整を行っているナトリウムカルシウムマグネシウムカリウムがあります。
これらの電解質が水分とともに失われることから、神経や筋肉機能に影響を及ぼすことを脱水症と呼びます。

軽度〜重度によって下記の症状は変化します。
■軽度
めまい、立ちくらみ、筋肉痛、こむら返り、発汗

■中度
頭痛、悪心(吐き気、嘔吐、全身の倦怠感)

■重度
意識障害、痙攣、対応が高くなる

水分不足を疑う症状

日常生活していると、「のどが渇いた」と感じる場面は多々ありますが、そう感じていないときでも体の水分不足を検知することができます。

■尿の色
尿が通常に比べて濃い色になっている場合、水分不足が疑われます。
■爪の色
爪は通常ピンクですが、爪を強く押すと白く変色します。その状態で押す事を止めた際にすぐにピンクに戻らない場合、水分不足が疑われます。

・普段より汗が出る、もしくは全く出ない
・食欲がない
・だるい
・唇がカサカサしている

体に必要な水分

「水分不足」と一括に前述しましたが、そもそも我々はどの程度の水分量が必要なのでしょうか。
実は、必要な水分量は年齢や体重によって変化します。
乳児の場合、必要な水分量は体重の70%以上、成人の場合は体重の60%以上となり、高齢者の場合は体重の50%以上となります。

水分量を保つためには1日に入る水分量と、出ていく水分量のバランスを保つことが大切です。
出ていく水分量は自身で調整することは難しいので、摂取する水分量を飲み物や食べ物から意識して補う必要があります。

体格や食事内容にもよりますが、最低でも1日1,200ml程度の水分を摂取しましょう。

脱水症の予防方法

必要な水分量以外にも、様々な手法で脱水症を予防することができます。
1. 高温な場所乾燥している場所に長時間滞在することを控える

2. 喉が乾いたと感じる前にこまめに水分を摂る
水分の中でもミネラル成分が多く含まれているもの(麦茶・経口補水液)を活用する。

3. エアコンの活用と、エアコン使用による乾燥と換気の注意
発汗による水分不足を抑えるため、エアコンの活用は有力的ではありますが、長時間の使用により部屋が乾燥した状態になってしまい、より脱水症の危険性が高くなります。
それを防ぐために、あまり温度を下げすぎない事や、タイマー設定を有効的に使用することが大切です。

4. 電解質の摂取
冒頭で説明したとおり、体内には電解質と呼ばれる成分があり、それらが神経や筋肉機能を調整しています。この電解質は体内で合成することができず、ほとんどが食事からの摂取となります。
そのため、電解質を多く含む食事(海藻類、果物、豆類)を意識して摂取しましょう。

5. 睡眠不足、体調不良、前日の飲酒、朝食のみ摂取に気をつける

夏だけでなく、冬でも脱水症状に注意

脱水症状になるのは夏だという認識が多いですが、乾燥しやすい冬でも脱水になる可能性は十分にあります。

冬は基本的に外気が乾燥しており、自ずと湿度も低下することから、皮膚や口内が意識していない部分で水分が失われています。
それに加えて暖房器具の使用により、室内はさらに乾燥しやすい状態となっています。

冬の脱水症状で一番気をつけるべきことが、冬は夏に比べて「喉が乾いた」と感じないという点です。これにより水分補給を意識する割合が少なくなることから、脱水症状を引き起こしてしまします。

高齢者の脱水症に注意

脱水症は年齢を問わず、どの年齢でも発症する可能性がありますが、その中でも特に高齢者の方は特に注意が必要です。
その理由として最も大きな理由が、「薬の服用」です。

高齢者は血圧が高くなる傾向にあり、日常的に血圧を下げる降圧薬を服用している人が多いです。
しかし、降圧薬は塩分を体外に排出することを目的として、中には利尿作用を含んでいるものがあります。そのため、高齢者の頻尿によって体内の水分を無意識のうちに少なくなり、脱水症へとつながってしまいます。

また、糖尿病を患っている方も注意が必要です。
糖尿病の患者は増えすぎた糖を排出しようとして尿がたくさん排出されます。
また、排泄障害があるケースでも、必要な水分まで体外に排出されてしまい、脱水症に陥りやすくなります。

まとめ

前述した通り、脱水症には軽度・中度・重度に分類されますが、必ずしも重度ではないから問題がないわけではありません。
自分がきついと判断した時点で医療機関へすぐに受診し、医師の診断を仰ぎましょう。

「汗をあまりかかないから問題ない」という判断ではなく、自分の意識していない部分で体内の水分は減っています。そういった点を意識しながら予防に努めましょう。

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