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“血圧コントロール術”で
目指せ血圧140/90mmHg以下!
血圧コントロール術

第16号 『血圧』コントロール術

寒い季節は血管が収縮して、血圧が高くなりがちです。厚生労働省発表の患者調査によれば高血圧患者は全国に3,400万人いるにもかかわらず、治療中の人は699万3千人しかいません。残りの2,700万人超は治療が必要なのに受けていないのです。
高血圧は日本で最も多い病気で、別名「サイレントキラー」(静かなる殺し屋)とも呼ばれています。高血圧は放置すれば脳梗塞や、腎不全などの命取りの病気を招く怖い病気です。血圧は140/90mmHg以下に保つことが理想です。
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高血圧の人に現れやすい症状
どうき 手足のしびれ 肩のこり のぼせ
顔面紅潮 耳なり めまい ふらつき 
頭重感 頭痛 息切れ むくみ 不眠

血圧(高血圧)=心拍出量×末梢血管抵抗

心拍出量増加の原因
◆塩分摂り過ぎによる循環血液量増加
◆腎障害等によるNa排泄低下
◆心機能の異常

末梢血管抵抗増加の原因
◆動脈硬化等で血管壁が厚くなり、血流悪化
◆過剰なナトリウムで血管壁がむくむ
◆ストレスによる血管収縮

ホルモン(昇圧物質)
アドレナリン(別名:エピネフリン)→副腎髄質

ノルアドレナリン(別名:ノルエピネフリン)→交感神経

レニン・アンジオテンシン系→腎臓

※交感神経の活発化、昇圧ホルモンの分泌、動脈硬化、体内Na量増加などが要因となって、心拍出量の増加、末梢血管抵抗の増加、循環血液量の増加を招き、血圧が上昇する。

収縮期血圧(最大血圧・上の血圧)→心臓が収縮し、血液を全身に出すときの血圧。
拡張期血圧(最小血圧・下の血圧)→心臓が拡張し、血液が心臓に戻ってくるときの血圧。
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血圧を測るときには最大血圧と最小血圧の差である『脈圧』も気にかけよう!

治療法

 現代医学では、生活改善に加えて降圧剤による治療が行われています。
漢方では現れている症状の改善を目標に治療を行います。降圧剤は基本的に血圧を下げるだけの薬ですが、漢方薬は、根本的に高血圧を治療することに主眼を置いています。また、漢方薬と降圧剤との併用も行われます。場合によっては適した漢方薬を続けていると、徐々に降圧剤を減らす事も出来ます。

脈圧が大きいほど心筋梗塞が心配

高齢者で、最大血圧は高いのに最小血圧が正常の場合、あるいは脈圧が80mmHg以上ある場合は太い血管の動脈硬化が進んでいることを示し、近い将来、心筋梗塞や狭心症が起こることを示す危険な兆候です。最大血圧も最小血圧も加齢とともに上昇していきます。ところが60歳を過ぎる頃から最大血圧はさらに上昇しますが、最小血圧だけが下がって、70歳を過ぎた頃には脈圧が大きい人が増えてきます。

脈圧が小さいと脳や心臓の血流が悪い

50歳未満では「脈圧の小さい人の方が死亡率が高くなる」という調査結果があります。脈圧が小さいのは、動脈硬化等で細い血管が狭くなっているためと考えられます。特に最小血圧が100mmHg以上ある人は深刻です。脈圧の小さくなる原因として、肥満や運動不足、過剰なストレスなどが考えられます。

最小血圧が130mmHg以上なら悪性高血圧

悪性高血圧とは、最小血圧が常に130mmHg以上になる病気です。
30~50代の男性に多く、脳や心臓、腎臓などの臓器に深刻な障害を及ぼし、治療しなければ数ヶ月で死に至る怖い病気です。若い女性では大動脈炎症候群(脈なし病)、高齢者では粥状硬化が進んでいる恐れがあります。

血圧の左右差が20mmHg以上あれば大動脈瘤の前兆

左右両腕の最大血圧の差が10mmHg未満ならさほど心配ありませんが、
20mmHg以上の差があれば、血圧の低い側の動脈に異常が起こっている可能性があります。

血圧コントロール術

●塩分控えめの食事
●Ca・Mg・Kの摂取
●太り過ぎない
●タバコはやめる
●排尿・排便は我慢しない
●前かがみの姿勢を避ける
●興奮しないように注意
●良質な睡眠
●軽い運動
●腹式呼吸を身につける
●ストレスのない生活を心がける
●森林浴でリラックス
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DASH食で血圧を下げる

DASH食はDietaly Approach to Stop Hypertension (高血圧を防ぐ食事法) の略語。
アメリカで調査・研究され高血圧の改善に効果が認められています。弱い降圧効果をもつカルシウム・マグネシウム・カリウムと低脂肪や食物繊維の豊富な食事を組み合わせたもので、DASH食と減塩食を組み合わせるとさらに降圧効果が著明になります。

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