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ピロリ菌の繁殖を抑える殺菌作用!
癌予防にも効果アリ!
ニンニクに含まれる成分と働き

第36号 古代から利用されているニンニクのパワー

寒冷の厳しい地域でも栽培されているニンニク。そのたくましいニンニクの
生命力が昔から利用されています。古代エジプトの労働者がピラミッドを作る
スタミナ源としてニンニクを食べていたことは有名な話です。日本に伝わったのは8世紀頃と言われ、禅宗において精がつきすぎるとして食用禁止となり、
僧侶が人の目を盗んでまで食べたという話もあるほどです。
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ニンニクに含まれる成分と働き

ニンニクは各種アミノ酸(アルギニン、リジンなど)、
ミネラル類(亜鉛、鉄、ゲルマニウム、セレンなど)、
ビタミン類(VB1、VC、ナイアシンなど)といった栄養素の他、
イオウ含有成分を含みます。ニンニク中のイオウ含有成分は処理や
時間の経過などで別の有用成分となり、様々な働きを示します。

アリイン
無味無臭の成分で、殺菌作用、血栓予防、疲労回復などの働きがある

アリシン
ニンニクを刻んだり磨ることでアリインと酸素により生じる強い香り成分。
殺菌効果の他、血栓内の汚れを除去し、コレステロールを下げる働きもある

アリチアミン
ニンニク中のビタミンB1とアリシンが結合した吸収の良い成分。

スコルジニン(オキソアミジン)
無臭の成分で、体力増強、がん予防作用がある

アリル類(ジアリルジスルフィドなど)
動脈硬化予防、抗酸化作用、がん予防作用、解毒の働きを高める。

アホエン
ニンニクの加熱により生じ、抗血栓作用の他、老化防止や記憶力アップにも効果

ニンニクの主な働き
疲労改善 滋養強壮、スタミナ源として
風邪予防 病中病後の養生、虚弱体質などに
ガン予防 食品の中で予防効果がトップクラス
殺菌作用 感染症の対策などに
血行改善 冷え症、肩こり、しびれ、関節痛などに
貧血改善 生理不順、生理痛、低血圧などに
肝臓機能改善 二日酔い、肝疾患の予防などに
動脈硬化予防 メタボリックシンドローム対策などに

生薬名:大蒜 (Garlic)
性:温  味:辛 
帰経:脾・腎・(肺)
除風寒 (風邪を予防し追い払う)
温胃破積消食(胃を温め食滞を除く)
止痢殺虫(下痢を止め、寄生虫を退治)
通五臓(五臓の機能を活発にする)
消腫痛(腫れ痛みを除く)
止咳 (咳を止める)

ニンニク注射って?
ビタミンB群などが主成分となっており、ビタミンB1の中に含まれるイオウからニンニクのような香りがするためニンニク注射と呼ばれています。
疲労や倦怠感の改善に有効とされています。

注目されるニンニク

◎ ピロリ菌を抑え、胃がんが減少。様々な菌に強い殺菌作用
 ニンニクの殺菌作用は強く、コレラ菌やチフス菌、赤痢菌、結核菌などに
対する抗菌力があるとされ、様々な感染症に用いられてきました。
最近では萎縮性胃炎や胃潰瘍、胃がんの原因にもなっているピロリ菌の増殖を
抑えることが分かり、ニンニクをよく食べている人は胃ガンが少ないとの報告もあります。また、カゼや鼻炎などの予防にも使われます。
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◎ 皮膚疾患の対策に
生姜などと同じようにニンニクにも血の巡りを良くして体を温める効果が
あるとされ、ニンニク風呂がアトピー性皮膚炎に効くという話もあります。

◎ デトックスや美容に
ニンニクの強い刺激臭や辛みの原因である
アリシンや硫化アリルは、発汗・利尿作用、
体内での解毒作用があるとされています。

◎ アメリカの国立研究機関も注目
ガン予防に効果があると言われている約40種類の食物の中で、
ニンニクはもっとも予防効果が高い食物として位置付けられています。
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ニンニクの栽培

ニンニクは肥料食いとよく言われるように、球根にたっぷりと養分を取り込みます。
日本では北海道や青森の豊かな土地でほとんどのニンニクが作られています。

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