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気をつけよう!冬の感染症
インフルエンザ以外にも
感染症の予防

気をつけよう!冬の感染症

インフルエンザ以外にもご注意!猛威を振るう感染症

インフルエンザ以外の感染症も、警戒を!
気温が下がり、空気が乾燥してくると感染症が目立つ季節になります。
清潔な環境に慣れすぎた我々の生体防御力が低下したためか、病原体の検出力が
高くなったためか、病原体の変異が進んだためなのでしょうか。
今シーズン、流行している感染症を取り上げてみます。

マイコプラズマ肺炎

肺炎マイコプラズマ病原体とする呼吸器感染症です。
かつては4年周期で流行し、その多くが軽症、自然治癒、マクロライド系抗菌薬が
奏功する病気でした。しかし、薬剤耐性菌も増加し、4年周期の流行は消失し、
2000年以降ほぼ継続的に増加し続けています。感染経路は、飛沫感染や、接触感染により、幼稚園、学校などの閉鎖施設での感染が多くなっています。
潜伏期間は2~3週間と長めであり、初期症状は発熱、全身倦怠感、頭痛などで、
乾性の咳が3~5日目から徐々に増強し、3週間以上持続することもあり、嗄声、
耳痛、咽頭痛、消化器症状、胸痛が見られる場合もあります。
急性期には喘鳴が認められます。
以前とは異なり、重症肺炎になる場合もあります。
注意して下さい。

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マイコプラズマ肺炎の特徴的なシグナル
(1)38度以上の熱が続く
(2)空咳が続く
(3)風邪くすりの効果が出にくい
(4)喉に強い痛みがある

感染性胃腸炎

感染性胃腸炎は多種多様の原因によるものを包含する症候群名です。
患者発生数が増加するのは冬季で、大半はノロウイルスやロタウイルス等の
ウイルス感染を原因としています。
また、患者発生のピークは例年12月中となることが多く、この時期の集団発生例の原因の多くはノロウイルスによると考えられています。ノロウイルスの感染経路としては、以前は食中毒としての経口感染がよく知られていましたが、感染後の発症者や無症状病原体保有者との直接もしくは間接的接触による接触感染や、
患者の嘔吐物や下痢便を介した飛沫感染等のヒト-ヒト感染もあり、10~100個の
ウイルスが体内に入ると感染することが知られています。感染すると数時間から
数日で嘔吐や下痢の症状を繰り返します。
数日で回復しますが、脱水症状に注意する必要があります。

○ノロウイルスにはワクチンもなく、その感染を防ぐことは簡単ではありません。

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そして特に子ども達や高齢者は簡単に感染して発病します。下に、家庭での注意点をお知らせします。

■ 調理の前と後で流水・石けん(液体石けんが推奨されます)による手洗いを
しっかりと行うこと。
■ 食事を配膳する際にも手洗いをすることが勧められる。特に自分が
下痢や吐き気がある場合は必ず。
■ 貝類はその内臓を含んだままで加熱調理する際には十分に加熱して調理し、
貝類を調理したまな板や包丁はすぐに熱湯消毒すること。
■ ノロウイルス感染症のおう吐物や下痢便には、ノロウイルスが大量に
含まれています。ウイルスは塩素系の消毒剤(商品名:ミルトンなど)や
家庭用漂白剤(商品名:ハイターなど)が効果的な消毒剤です。
取り扱いには注意を!
※&deco(red){次亜塩素酸系消毒剤を使って、手指等の体の消毒をすることは絶対にやめてください。
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SARS類似の新種コロナウイルスが中東で確認されました

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2003年に中国や香港で大流行したSARS(重症急性呼吸器症候群)は、多くの方が御記憶にあるでしょう。中東諸国でSARSと同じグループに属するコロナウイルスの新種が確認され、重症患者の発生や死亡例が報告されています。
WHOが2012年11月末時点での報告では、新種コロナウイルスの感染者は、ヨルダン、サウジアラビア、カタールの3か国で合計9人、うち5人が死亡しています。
共通する症状は、重篤な呼吸不全と腎臓機能の低下で、発症者全員が極めて重い
症状を呈しています。
新種の感染症に対する対処法のひとつは、体力を養い、生体防御力を高めることが第一歩です。

予防

漢方医学的な病態(証)において、陰証は生体の反応力が低下した状態といえます。
体内での熱産生が不十分なため“冷え性”になりがちでこの状態では感染症への
抵抗力が低下しています。「冷え」を改善することは、いろいろな感染症への
抵抗力を高める第一歩になります。

「冷え症対策」

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・ぬるめのお風呂にゆったりと浸かる
・適度な運動を心がける
・体を温める食材を食べる
・水分の摂り過ぎに注意する
・衣服で防寒を心がける
・ストレスをためない

(参考)体内の熱産生の約6割は骨格筋、2割強が肝臓でおこります。
食物を摂取すれば特異動的作用によって体熱の産生が増してゆきます
(身体がぽかぽかすることを実感できます)。

ウイルス性の感染症が冬に流行しやすいのはなぜ?

空気の乾燥によって、ウイルス中の水分が蒸発して、空気中にウイルスが浮遊しやすくなります。また、空気中の微粒子に静電気で付着しやすくなります。湿度が40%以下の部屋ではウイルスは30分以上も浮遊していると言われています。吸い込んだウイルスは湿っている口や鼻の粘膜に付着します。皮膚、粘膜は身体の防御機構の窓口ですが、乾燥する冬場は皮膚も粘膜も乾燥して損傷しやすくなって、ウイルス、細菌の侵入がしやすくなります。

<病原体を広げない、うつさないために>
感染を広げないためにもせきエチケットを再確認しましょう。

口と鼻をカバー  
せき・くしゃみをするときは、ティシュなどで口と鼻をおおいます。使用したティシュにはウイルスなど病原体が多く付着しているので、直ちにゴミ箱へ捨てましょう。

マスクを着用
せき・くしゃみが続くときはマスクをしましょう。
とっさの時は袖などでカバー 手ではなく、袖や上着の内側でおおいます。手でおおった時は、手に付着したウイルスなどを洗い流しましょう。

手洗い
手洗いがもっとも大切!石鹸を使って流水での手洗い。アルコールを含んだ消毒液による丁寧な消毒も効果的です。

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