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生薬

無花果(イチチジク)

おもな薬能
消化を助けて便通を良くする


無花果

性 状

イチジクの葉は有柄で互生しており、葉は大型で葉の質は厚めで、葉は3裂から5裂
になっています。
葉の下面と裏側には毛があります。
葉や茎を傷つけると白い乳汁が出ます。

イチジクの花期は春から夏で、花は私たちが食する果実が緑色で倒卵状球形の花のうの内面に
無数の白色又は淡紅色の小花と果肉を密生します。これを隠頭花序と言い、外部からは見えません。

成 分

ベンズアルデヒドやブドウ糖、果糖、ショ糖などの糖類とクエン酸、
リンゴ酸、フマル酸、コハク酸、マロン酸、ピロリジカルボン酸、キニン酸、オキザリン酸

薬理作用

乾燥した果実を服用すると胃機能を亢進し、消化を助けて便通を良くすると言われます。

また、イチジクの葉を入浴剤としてしようすることで、冷え症予防、風邪予防、血行促進による
肩こり、神経痛、リウマチ、痔疾患などに非常に効果があります。

その他

イチジクはアジア原産で世界各地で栽培される果樹。
日本には17世紀後半、寛永年間に渡来し各地で栽培され、食用品種もいろいろ作られている。
花のうの乾燥したものを無花果(むかか)といい、緩下薬とする。
便所の殺虫には生葉が使われたこともある。
中国では葉は無花果葉というが、日本では唐柿葉と呼んでいる。
無花果の名は花がみられないのにいきなり果実ができるので無花果と呼んでいる。