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特定健康診査・特定保健指導ってなあに?
検査項目について
指導内容

第55号 特定健康診査・特定保健指導ってなあに?

特定健康診査は特にメタボリックシンドロームに着目したもので、
生活習慣病予防のための保健指導を必要とする方を見つけるための健診とも言えます。
また、今まで市町村などが行っていた被扶養者の方の健康診断も
医療保険者(国民健康保険、社会保険など)が責任を持ち実施していくよう
義務づけられることになりました。
特定健康診査の結果、指導が必要と見なされた場合、
専門家(医師、薬剤師、保健師、管理栄養士など)がメタボリックシンドロームの該当者やその予備群の人たちに、生活習慣の改善を図るための支援を行います。
この指導を特定保健指導と呼びます。

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この制度により期待される主な効果
1.死亡率の低下
高血圧、脂質異常症、高血糖、肥満などの生活習慣病に発展しそうな芽を
早期に摘 み取ることで死因の原因となりやすい心疾患、脳卒中などを
予防することができる。

2.データの共有化
健診の方法や、判定する基準値の標準化、データのフォーマットなどが
日本全国で標準化された為、比較や検討が容易になる。

3.医療費削減
医療費の多くを占める生活習慣病を減らすことで医療費の削減を行える。

検査項目について

検査項目としては、“基本的な健診項目”と“詳細な健診項目”に大きく
分けられます。“基本的な健診項目”には、
・BMI
・腹囲(へそ周り)測定
・LDLコレステロール
・HbA1c
が新たに加わりました。一方、従来の健診では必須項目だった心電図・眼底検査・貧血検査が医師の判断により実施される“詳細な健診項目”となりました。

特定健康診査
基本的な健診項目
●質問表(服用歴、喫煙歴等)
●身体検査(身長、体重、BMI、腹囲)
●理学的検査(身体診察)
●血圧測定
●血液検査

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・血糖検査(空腹時血糖またはHbA1c)
・肝機能検査(GOT、GPT、γ-GTP) 
・検尿(尿糖、尿蛋白)

詳細な健診項目
●心電図
●眼底検査
●貧血検査(赤血球、血色素量、ヘマトクリット値)

BMI(ボディ・マス・インデックス)とは??
身長と体重から導き出す肥満度の指標で国際的にも広く活用されています。
【BMIの算出方法:体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)】
18.5未満…やせ   18.5~25未満…標準  25~29.9…肥満度 1
30~34.9…肥満度 2  35~39.9…肥満度 3   40以上…肥満度 4
特に22という数字は病気になる確率が最も低いとされています。
                    【出典:日本肥満学会】

BMIが高いと発症リスクが2倍に!

BMIが 
25以上 → 高血圧
27以上 → 糖尿病
29以上 → 高コレステロール血症 
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特定保健指導対象者の選定方法と指導内容

特定健診の結果をもとに、内臓脂肪の蓄積程度、リスク要因の数に応じて、
レベル別(「動機づけ支援」・「積極的支援」)に特定保健指導の対象者の
選定を行います。

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・情報提供…受診者全員を対象に、健診結果と同時に必要な情報が送付されます。
・動機づけ支援…改善のための行動目標・計画の作成・実行ができるよう、
保健指導者による個別またはグループでの支援が原則1回は行われます。

・積極的支援…動機づけ支援に加えて、きめ細やかな支援が継続的に必要な方で、3ヵ月以上にわたって、複数回の継続的な支援が行われます。

メタボリックシンドロームと日常生活について

メタボリックシンドロームの大もとにあるのは、お腹の中に溜まった
“内臓脂肪”です。内臓脂肪は皮下脂肪以上に動脈硬化を進める要因になるからです。
内臓脂肪が蓄積される大きな要因には過食、運動不足などの生活習慣の乱れや
若い時に比べ基礎代謝が年々低下することが挙げられます。ですが逆に日常生活に注意していくことで内臓脂肪の蓄積を予防することもできます。

食 事
内臓脂肪が多い方の特徴として
・食事量が多い
・飲酒量が多い
・早食い などが挙げられます。
よって、この点に注意することが重要です。
また、代謝を高める食材を摂ることも効果的です。
画像の説明(ニンニク、レバーなど)

運 動
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30分以上のウォーキングやランニングなどの有酸素運動が効果的です。
また腹筋、腕立て、スクワットなどの筋トレを行うことで、
体の主要な筋肉が維持され、内臓脂肪が付きにくくなります。

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