日本製薬商事オフィシャルサイト

生薬

甘茶(アマチャ)

おもな薬能
抗アレルギー作用、歯周病


甘茶

画像出典:植物図鑑

性 状

甘茶(あまちゃ)は、ユキノシタ科の落葉低木ガクアジサイの変種であるアマチャ(学名 Hydrangea macrophylla var. thunbergii)。また、その若い葉を蒸して揉み、乾燥させたもの。およびそれを煎じて作った飲料。

成 分

フィロズルチン、イソフィロズルチンの甘味成分とタンニンの苦味成分、ルチン、ウンベリ
フェロン、ケンフェロール、クエルセチン

薬理作用

甘茶は甘味成分としてフィロズルチンとイソフィロズルチンを含み、その甘さはショ糖の400–800倍、サッカリンの約2倍。葉を乾燥させることにより甘味が出る。また苦味成分としてタンニンを含むが、カフェインは含まない。

生薬としては、抗アレルギー作用、歯周病に効果をがあるとされている。

茶・麦茶などに砂糖を入れたものは本来の意味での甘茶ではない。

その他

甘茶は毎年4月8日、5月15日に花祭り、別名で潅仏会、仏生会、そうお釈迦様のお生まれになった日に色々な綺麗な花を飾ったり、釈迦様の像に甘茶を注いだり、家で甘茶を飲んだりしてお釈迦様の誕生日をお祝いをする時に使用します。

その祭りの由来として 「お釈迦様のご誕生の際に天より甘露の雨が降った。」と言われる故事によるものです。

日本でアマチャを栽培しているところは長野県、岩手県、富山県が有名ですが、昔から長野県では1月の道祖神の御祭りの時、子供達に甘茶を振舞う祭りが行われています。