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考えてみよう!食品添加物

食品添加物

食品添加物というと、あまり良いイメージはありませんが、現代の食生活において、加工食品を全く買わないわけにはいきません。
何もかも手造りするなんて、土台無理な話です。
けれども、数ある食品添加物の中でも、より危険の少ないものを選ぶことによって、添加物を制限することは可能です。
ではそもそも、食品添加物とは、何なのでしょう?
食品衛生法第4条第2項では、
「添加物とは、食品の製造の過程において又は食品の加工若しくは保存の目的で、食品に添加、混和、浸潤その他の方法によって使用するものをいう。」と
定義しています。
日本では、加工したり、保存したり、味をつけたりするときに使う調味料、
保存料、着色料などをまとめて食品添加物と呼んでいます。
もちろん、安全性とその有効性を科学的に評価し、厚生労働大臣が認めたもの
だけが食品添加物として使用できるように決められています。

食品添加物の分類

簡単に大きく分けると 化学合成品⇔天然の動植物加工品になります。その中でも
●天然の動植物から化学合成ではない加工によって作るもの
●化学合成で作られるもの
・天然に存在する化学合成物ビタミンなど
・天然に存在しない化学合成物コールタールより製造 タール色素などになります。
タール色素などは、歓迎されない添加物の部類と言えるでしょう。画像の説明

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添加すること自体の是非について考えてみると、例えば、豆腐やコンニャクは、
添加物を加えないと凝固しないなど、添加物がないと製造出来ない食品も
多いことも事実です。また、育児用粉ミルクの各種ビタミン類(註1)、
水酸化カルシウム、硫酸銅、硫酸亜鉛など食品添加物で必須成分を強化しなければ、乳児の健康に重篤な障害が発生しうる危険性さえあります。

註1・・・ ビタミンK欠乏性出血症:生後、3~10週の赤ちゃんにおこる
病気で、皮膚、粘膜からの出血、消化管からの出血、頭蓋(ずがい)内出血などがみられます。
とくに、頭蓋内出血の症状が強く、けいれん、意識障害などで、生命にかかわる危険性が高いものです。
この病気にかかるのは、大部分が母乳栄養児で、凝固因子(血液をかためる成分)であるビタミンKの、母乳中の量が不足しているのが原因の場合が多いようです。
ビタミンKを含む食品(海草、ほうれん草、キャベツ、トマト、レバー、大豆など)の摂り方が少ないなど、母親の栄養摂取に問題のある場合もありますが、原因がわからないことも多いようです。
新生児期にビタミンKを服用させることで、発病を予防できます。 

新生児・乳児ビタミンK欠乏性出血症に対するビタミンK製剤投与の改訂ガイドライン
(www.jpeds.or.jp/uploads/files/saisin110131.pdf)

食品添加物表示について

食品添加物は、食品衛生法施行規則に従い表示されています。
記載順序(食品添加物は原材料の後に記載)は、農林物資の規格化及び品質表示の適正化に関する法律(以下JAS法という。)により定められており、
使用した食品添加物は、原則、物質名で記載することになっていますが、別途下記のような規定が定められています。 

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特に用途名も併記とされている甘味料、着色料、保存料、

糊料(増粘剤、安定剤、ゲル化剤)、酸化防止剤、発色剤、漂白剤、防かび剤の
8用途については、厚生労働省では消費者がどんな添加物か判断できるように物質名と用途名の併記を義務付けています。
けれども食品添加物の危険性をテーマにした書籍などではこの8用途が毒性の強いものが多いと謳っています。
また、表示免除に記載がない小包装食品(表示面積が狭く(30cm2以下)、
表示が困難なため)バラ売り食品(包装されていないので、表示が困難なため)も表示が免除になっています。

アレルギー物質を含む食品の表示 

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食品添加物ではないのですが、アレルギー物質を含む食品については
わかりやすく表示されます。
多くの人にはなんでもない食べ物であっても、ひどいアレルギーを起こす人がいます。
このような体質の人が食品を選択し、安心して食べられるように、えび、かに、小麦、そば、卵、乳、落花生(7品目)については入っていることが分かるように必ず表示されます。
また、あわび、いか、いくら、オレンジ、キウイフルーツ、牛肉、くるみ、さけ、さば、大豆、鶏肉、バナナ、豚肉、まつたけ、もも、やまいも、りんご、
ゼラチン(18品目)についても表示することが勧められています。
食品添加物についても「カゼインNa(乳由来)」のように表示されます。
次回は食品添加物パートⅡとして注意したい食品添加物やよく取り上げられているトランス脂肪酸についての情報をお届けします。

さて、春が来ると暖かくなってくるので嬉しいのですが、いや~な花粉症の季節でもあります。
最近は子どもの花粉症が年々増えており、5~9歳で13.7%、10~19歳では31.4%と大人の発症率と変わらないようです。
(参考:鼻アレルギー診療ガイドライン)。
スギ花粉症は、原因物質の花粉が飛散する時期(1月下旬~4月)と風邪やインフルエンザが流行する時期とが重なるため、判断が難しく、また、幼児では症状を具体的に伝えることが難しいため、まわりが注意を払う必要があります。
スギ花粉が飛散する時期に、子どもが熱はないのに“くしゃみ”や“鼻水”が止まらない場合は『スギ花粉症』かもしれません。

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