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高血圧と温泉
温泉の物理作用
入浴方法

高血圧と温泉

高血圧と温泉療法

温泉療法は、高血圧の民間療法として、よく知られております。
高血圧の人の、日常生活の注意として挙げられているひとつに「寒さを避ける」
事があります。寒さが高血圧を引きおこすことはよく知られています。
冬には血圧が上がり、夏には下がります。脳出血が冬に多いのも血圧が
上がるためです。
冬場の湯治などは、「寒さを避ける」という意味では、お勧めです。温泉の温熱に
より、血管が拡張します。血管が拡張すれば、ゴムホースの原理で血液の流れる
圧力は低下しますので、血圧は下がります。また、温泉に含まれる炭酸ガスや
硫化水素などは直接皮膚から血管に浸透し、血管を拡張させます。

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温泉療法による入浴方法は、36~38℃ぐらいの熱くない温泉に1日に1~2回、出来れば最低2~3週間の長期療養が望ましいです。
そうすることで、血圧の低下が期待できます。また有効成分が皮膚から吸収されて、さらに効果は増すでしょう。
何よりもリラックス効果は絶大であり、副交感神経が優位となって、さらなる降圧効果を得られるでしょう。
因みに、高血圧に効果があるといわれる泉質は、“二酸化炭素泉”“硫酸塩泉”“硫黄泉”“放射能泉”“単純塩泉”などです。                     
*42℃以上の高温泉入浴は原則として禁忌です。
高血圧の方の温泉地としては、気温差の激しい高地や山間などは避けます。
気温の差 が激しいと、血圧の変動が急に起こるからで、体の一部分が冷えると、
血圧は30から50も上昇することがあります。

入浴方法

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かぶり湯

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桶などで体に温泉水をかける入浴法で、浴槽に入る前に行う。
かぶり湯によって温泉の刺激に対する体の準備ができ、頭からかぶることによって、血管が拡張し、入浴初期に起こる血圧の上昇を防ぐ。

全身浴・部分浴
浴槽に全身を浸すのが全身浴で、腰から下など体のある部分だけを浴槽に浸すのが
部分浴。高温浴は、発汗を促し疲労物質の乳酸の排泄を高める効果があるので
疲労をとるには42℃前後の湯が適していますが、心臓病や高血圧症の人は
中温浴か胸までの部分浴とする。

寝湯

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浅い浴槽の低温の湯に、あお向けに寝て浮いた姿勢で入る。
気分を落ち着かせる、痛みを和らげるといった効果のほかに、皮膚の血管を
拡張させ、血液やリンパ液の流れをよくする効果もあって、動脈硬化症、
高血圧症、精神疲労、不眠などの人に向いた入浴法。
気泡浴・・・無数の小さな泡の出る装置を底につけた浴槽に、寝湯の要領で
入る入浴法。

温泉の物理作用

●温熱作用
温かい湯は汗腺から汗を、脂腺から脂肪を分泌しやすい状態にし、皮膚に付着して
いる雑菌やほこりを洗い流します。その結果、汗を出し、体温を調整する皮膚の
はたらきが、スムーズに効果的に行われるようになります。
労働や運動を行うと、乳酸という老廃物が筋肉にたまってきます。
これが筋肉のこりや痛みをおこす原因です。温かい湯はこの乳酸を尿や汗と
いっしょにスムーズに体外へ排出させ、疲労回復を早めます。
また、温泉に入ることによって血流が増し、腎臓のはたらきが高まって、
尿をつくるはたらきがよくなります。消化器系では、胃液の分泌が抑えられたり、
高まったりします。
一方、高温の温泉と低温の温泉では効果が異なってきます。
40℃前後のぬるま湯は、体の機能を調整している自律神経のうち、
副交感神経のはたらきを活発にします。副交感神経は、体を休めるように
はたらく神経なので、気分がやわらいで落ちついてくる鎮静効果があります。
また物質代謝も低下して、体を安らいだ状態にします。心臓の負担も減り、
末梢血管の抵抗も低下して、高い血圧が徐々に低下してきます。
42℃以上の熱めの湯は、自律神経のうちの交感神経のはたらきを活発にします。
交感神経は、体の機能を活発にするようにはたらく神経なので、体全体を
緊張させます。当然、心臓に負担がかかり、入浴初期は血圧が上昇しますが、
温熱作用によって血管が拡張し、血流が増して皮膚が紅潮すると、しだいに
血圧が下がってきます。この温度による影響を利用することによって、
変化に富んだ温泉利用プランを組むことができます。

●静水圧(せいすいあつ)作用・・・首まで温泉につかると、靜水圧作用で胸に
圧迫感を感じます。肋骨で囲まれた胸囲で1~2センチ、腹囲は3~5センチも
へこみ、横隔膜が押し上げられて肺の容積が少なくなります。これを補うために
呼吸数が増え、水圧に抗して呼吸筋がはたらくので、呼吸筋が鍛えられます。
 また水圧によって、静脈の血液やリンパ液がいっせいに心臓にもどされるので、
心臓のはたらきが活発になります。

●浮力作用・・・アルキメデスの原理で、温泉に首までつかると、浮力で体重が
約10分の1になります。体重60㎏の人は、6.1㎏になってしまうのです。
このため、運動が楽に行えるようになり、筋肉が弱ったり、関節がかたくなったり
した部分を動かす、リハビリテーションとして利用されています。

高血圧トピック

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2013年世界保健機関(WHO)より発表された調査によると、25歳以上で高血圧
診断される人は、2008年に世界で10億人を超えた。
このことから、25歳以上の3人に1人が高血圧であると推測され、WHOは早期予防を呼びかけています。
また、厚生労働省発表の「国民医療費の概況」によると、平成21年度の
国民医療費は37兆4202億円(前年度36兆67億円)で、3.6パーセントの増加でした。
国民医療費のうち、高血圧性疾患の医療費は1兆8830億円(前年度1兆8921億円)で、前年度に比べて91億円増加した。
医療機関や健診で「高血圧」といわれたことがある者の割合は、男性37.2%、
女性31.3%であり、平成12年に比べて男女とも増加している。
また、高血圧といわれたことがある者のうち、過去から現在にかけて継続的に
治療を受けている者の割合は、男性66.2%、女性74.4%である。       
(平成22年国民健康・栄養調査結果の概要(厚生労働省))
このように医療費問題が大きくなっていく中で、普段の食生活から運動、睡眠など
ご自身で改善出来る事もあります。 少しでも医療費の削減に努めていきたいもの
です。

高血圧に伴う、手足のしびれ、どうき、のぼせ、めまい、耳鳴り、肩こり、頭重感に!!
高血圧症の方で、手足のしびれ、どうき、のぼせ、めまい、耳鳴り、肩こり、頭重感、頭痛などの症状を訴える人がいます。
高血圧症によって症状が起こる理由には、血圧が高いことにより血液を送り出す
心臓に負担がかかる事、血液をろ過している腎臓に負担がかかる事や、血圧を
調節しているホルモンの分泌に影響があるためなどが考えられています。高血圧に伴う症状は、人それぞれに異なり、どうき、手足のしびれなど1つの症状のみではなく、複数の症状を同時に訴えることがあります。牛黄清心元は、これらの症状に用いてすぐれた効果をあらわします。

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