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話題の脳トレ シナプソロジー

厚生労働省が定めていた4大疾患(ガン、脳卒中、急性心筋梗塞、糖尿病)が
5大疾患に変更されたのは2011年のことです。新たに加えられた疾病とは
認知症やうつ病などの精神疾患です。
そこで認知症やうつ病の予防対策が注目され始めました。
その予防策のひとつに「シナプソロジー」といって脳に五感からの刺激を与え続けそれに反応することで脳を活性化するプログラムがあります。
シナプソロジーについては後ほどそのトレーニング方法についてご説明いたします。

脳の神経細胞

脳には1000億を超える神経細胞があり、各々の神経細胞は他の神経細胞と
連携し、ネットワークをつくりだし、脳のすべての機能を行っています。
その働きで私たちは、見たり聞いたりはもちろん記憶・思考・判断・人との会話・運動・仕事などをしています。
しかし、ネットワークをつくっている神経細胞同士は直接には連続していません。
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神経細胞から出た繊維が手のように伸びていき、その末端が別の神経細胞に
近づいて、ごく狭い隙間を挟んで向き合っています。神経の線維を伝わってきた
刺激が、この隙間のところで伝達物質を介して、向かい合う次の神経細胞に
伝わっていきます。この神経細胞の末端と向き合っている部分をシナプスと
いいます。
つまり、神経の刺激(情報伝達)はシナプスを介して行われているのです。
ひとつの神経細胞には、他の多数の神経細胞からの神経線維がシナプスを介して、多くの情報を伝えています。       

20世紀後半には、脳をよく使い刺激するとシナプスが増え、使わないでいると
減ってしまうということが明らかになりました。脳をよく使うと、神経の
ネットワークが増えて、より機能するようになり、しかもその機能が
持続することもわかってきました。
これには、脳が使われると、その機能に関係した部分の血流が増え、
神経栄養因子も増えることが深く関係しています。

脳活性プログラム「シナプソロジー」

脳活性プログラム「シナプソロジー」とは、シナプスを増やして、脳の機能を
よくする、活性化することを目的としたプログラムです。シナプソロジーは、
慣れていない動きをすることでシナプスが形成されるという脳の活性化方法です。
シナプソロジーのやり方は、いろいろありますが、手軽に出来るものに
“後出しジャンケン”(註:後述)等があります。
ジャンケンをして、後出しで負けるというやり方はシナプソロジーのやり方の
代表的なものです。シナプソロジーの最大の特徴は「出来るようになることを
目的としないこと!」一番大切なのは出来るようになるために
チャレンジしている時、すなわち脳が迷い考えている時間です。
その時間こそ脳が活性化している時なのです。
脳はルーチンワーク(同一作業の繰り返し)には順応しますが、
慣れていないことをすると新しいシナプスが広がり、他のシナプスと繋がると
いう性質を持っています。

シナプスや神経のネットワークの増加は、どのような刺激が与えられるかで効果が変わります。
関心や興味を持って行ったり、意識し、集中して行ったり、気持ち良く楽しみながら行ったりすると、効果がアップします。
さらに、複数のことを並行して行ったり、新しい刺激がつぎつぎと加わったり、
手足の動きや言葉が伴っていると、より一層高い効果を得られます。
シナプソロジーはゲーム感覚で出来ますので、お子さんが楽しみながら注意力を
向上させることが出来ます。また、加齢とともに記憶力が低下し、平衡感覚が
低下してきている高齢者にも、認知能力の維持や回復に効果的な方法といえます。
シナプスが繋がれば毎日がたのしくなる!
効果として・・・
★記憶力や思考力など認知機能が高まる 
★注意力が高まり、判断が速くなる 
★爽快感や生きがい感が向上する
★疲れやダルさが低下する

シナプソロジープログラム紹介

■後出しジャンケン・・・・・「ジャンケン」から派生した遊び。
先手の親の出した手を瞬時に判断して、後手の子が親に勝てる手を出すゲーム。
通常のジャンケンで禁止である後出しをルール化したのが特徴。
(派正として後出し負けジャンケンもある)極めて短い時間で判断する必要があり、ルールが解っていても負ける手を選んでしまうことがある。
しかし、通常のジャンケンが勝ち負けを決める手段として用いることが多いために「勝ちたい」という潜在意識が働くため、少し意識していれば勝てることが多い。

■後出し負けジャンケン・・・・・後出しで親に負ける手を出せたら勝ちとする
ルール。「勝ちたい」という潜在意識に打ち勝つには相当な集中力が必要なため、「負ける手を出す」のは非常に困難。脳トレーニングの一環として取り入れられる。
これ以外にも1人で出来るものからグループで行えるものなど沢山ありますので、
まず1日5分でいいのでやってみて下さい。
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認知症と漢方薬

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認知症の中でも中核症状の記憶障害、判断力の低下、実行機能低下見当識障害、
に伴い行動や心理に表れる症状を「周辺症状」と呼び、最近では「認知症に伴う
行動異常・精神症状」を意味する「BPSD」という言葉が使われます。
認知症、特に認知症の周辺症状の改善に漢方薬がとても効果があるという研究成果が発表されており、抑肝散に含まれる「釣藤鈎」という生薬には、アルツハイマー病の一因とされるたんぱく質(ベータ・アミロイド)の凝集を制御する働きがあることが動物実験レベルでわかりました。
さらに、「牡丹皮」にも「釣藤鈎」と同様の作用があることがわかっています。
徘徊や認識できなくなるなどの問題行動が目に見えて減っていったという報告も
あります。
認知症によく使われる漢方薬として「抑肝散」「釣藤散」「抑肝散加陳皮半夏」
「黄連解毒湯」「当帰芍薬散」「温清飲」下半身の弱った方に「六味丸」
「八味地黄丸」なども使われます。

牛黄清心元に含まれる生薬では・・・

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麝香:シカ科ジャコウの雄のジャコウ腺分泌物を乾燥したもの
働きを分類すると芳香開竅薬と呼ばれ、開竅作用として意識障害を回復させる
働きを持ち、心(心竅)を閉塞している邪を取り除き、開通させます。
牛黄清心元では芳香開竅薬として麝香の他に牛黄、竜脳が含まれており、開竅作用が強く昔から人事不省、意識障害等に用いられてきました。
漢方古典書「東医宝鑑」の牛黄清心元として心気不足、神志不定、精神混乱などを主に治すと記載されています。
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